河口湖は東京から車で約2時間でアクセスでき、富士山の絶景・ロープウェイ・遊覧船がコンパクトに揃った親子旅行の定番スポットです。4〜6歳のお子さんとの1泊2日なら、初日に「富士山世界遺産センター」と湖畔散策、2日目に昔話「カチカチ山」の舞台になった天上山を登る富士山パノラマロープウェイと遊覧船を組み合わせるプランが、移動少なめで子どもも飽きにくい王道コースです。
本記事では、4〜6歳前後のお子さん連れファミリーが河口湖で1泊2日を満喫するためのモデルコース、必見スポット、宿選びのコツ、持ち物の注意点までを、編集部の取材ベースでまとめました。
📖 目次
河口湖が親子1泊2日にぴったりな3つの理由

河口湖は山梨県富士河口湖町にある富士五湖のひとつ。標高約830m、富士山の北麓に位置し、湖面に映る「逆さ富士」は世界的にも有名な景観です。なぜ親子1泊2日の旅先として支持され続けているのか、3つの理由を整理しました。
① 東京から約2時間でアクセスできる
新宿駅から高速バスで約1時間45分、自家用車なら中央自動車道で約1時間30分。新幹線+富士急行線でも約2時間半とアクセス良好で、4〜6歳の子どもでも移動疲れが少なく済みます。
② 主要スポットがコンパクトにまとまっている
ロープウェイ・遊覧船・世界遺産センター・湖畔の散策路は、いずれも車で5〜15分圏内。1泊2日でも欲張りすぎず、ゆとりを持って巡れるサイズ感が子連れ旅行に向いています。
③ 自然・乗り物・学びをバランスよく体験できる
湖でのボートや遊覧船、山頂までのロープウェイ、世界遺産センターでの学びと、子どもの「乗りたい」「触りたい」「知りたい」を満たす要素が一度に揃うのも河口湖ならではです。
河口湖1泊2日モデルコース(4〜6歳向け)
ここでは編集部おすすめの王道モデルコースを、1日目・2日目に分けて紹介します。お子さんのお昼寝タイムや天候に合わせて、無理のないペースでアレンジしてください。
1日目:到着〜湖畔散策〜富士山世界遺産センター
10:30 河口湖駅に到着・荷物をホテルに預ける
河口湖駅に到着したら、宿が近ければ先にチェックインで荷物を預けます。駅周辺にはコインロッカーもあるので身軽に観光できます。
11:00 大石公園で湖畔散策&ランチ
富士山ビュースポットとして人気の大石公園は、季節の花々が美しい場所。芝生広場で子どもも自由に走り回れます。近くのカフェで富士山を眺めながらランチがおすすめ。
13:30 富士山世界遺産センター(南館・北館)
南館は無料、北館は有料(大人420円・小中学生210円・未就学児無料)。映像や模型で富士山の成り立ちを学べ、4〜6歳の子どもにも分かりやすい展示が揃っています。
16:00 ホテルチェックイン・温泉でひと休み
河口湖周辺には富士山ビュー温泉宿が多数。早めにチェックインしてゆったり過ごすのが子連れ旅のコツです。
18:00 夕食・湖畔の夜景タイム
地元の「ほうとう」や山梨ワインなど、ご当地グルメを楽しめます。湖畔ライトアップを少し眺めて早めに就寝しましょう。
2日目:カチカチ山ロープウェイ〜遊覧船〜お土産タイム
09:00 ホテル出発・湖畔朝散歩
朝の静かな湖面に映る逆さ富士は1泊2日でしか味わえない絶景。スマホで思い出を残しましょう。
10:00 富士山パノラマロープウェイ(カチカチ山ロープウェイ)
所要約3分で標高1075mの天上山公園へ。山頂のたぬき茶屋や昔話モチーフのフォトスポットで写真撮影。
12:00 ランチ&お土産探し
湖畔のレストランで信玄餅パフェやハンバーグランチなど。子どもが食べやすいメニューが揃うお店を選ぶと安心です。
13:30 遊覧船アンソレイユ号で湖上クルーズ
所要約20分の湖上散歩。船内2階デッキからの富士山ビューは大人も大満足。
15:30 河口湖駅で解散・帰路へ
駅周辺で最後のお土産タイム。富士山型のクッキーや吉田うどんなどが人気です。
カチカチ山ロープウェイ(富士山パノラマロープウェイ)の楽しみ方

「カチカチ山ロープウェイ」は正式名称を富士山パノラマロープウェイといい、太宰治の小説『お伽草紙』にも登場する昔話「カチカチ山」の舞台、天上山を約3分で結びます。山頂の天上山公園には、昔話に登場するうさぎとたぬきのキャラクターがあちこちにいて、4〜6歳のお子さんも昔話の世界に入り込んだような気分で楽しめます。
料金・営業時間(2026年時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 往復料金 | 大人1,000円/小学生500円/未就学児無料 |
| 所要時間 | 片道約3分 |
| 営業時間 | 9:00〜16:00(季節変動あり) |
| 標高差 | 山麓駅856m → 山頂駅1,075m |
山頂の楽しみ方
山頂駅から徒歩すぐの「富士見台」では、富士山と河口湖を一望できる絶景フォト。さらに15分ほど登ると「天上の鐘」があり、家族で鐘を鳴らすのも思い出になります。たぬきだんごやうさぎまんじゅうなど、昔話モチーフの軽食を売る茶屋もあり、休憩スポットとして人気です。
河口湖遊覧船「アンソレイユ号」で湖上クルーズ

河口湖の南岸から出航する「アンソレイユ号」は、フランスの貴族邸宅をイメージしたクラシカルな造りの遊覧船。約20分かけて河口湖を周遊し、湖上から眺める富士山は1泊2日の旅のクライマックスとも言える絶景です。所要時間が短めなので、4〜6歳のお子さんも飽きずに楽しめます。
料金と所要時間
大人1,000円/小学生500円/未就学児無料。所要時間は約20分、1時間に2便のペースで運航しています。冷暖房完備の船内のほか、2階のデッキは富士山ビューを存分に楽しめる人気スポットです。
富士山世界遺産センターで学ぶ富士山

富士山世界遺産センターは、富士山が「世界文化遺産」として登録された理由や、信仰・芸術の対象として歩んできた歴史を学べる施設です。南館は入場無料、北館は有料の常設展示があり、4〜6歳の子どもにも分かりやすい映像コンテンツや触れる模型が充実しています。雨の日でも安心して立ち寄れる屋内スポットとして、編集部もおすすめです。
子連れに優しい河口湖の宿選びのポイント

河口湖は富士山ビューの温泉宿が数多くあり、子連れに配慮した設備のある宿も豊富です。1泊2日を最大限に楽しむためには、宿選びが旅全体の満足度を大きく左右します。
子連れ宿選び・チェックポイント
持ち物・服装・季節ごとの注意点
河口湖は標高約830m、山頂駅は1,075mと標高が高めなので、平地より気温が5〜10℃低く感じられます。季節を問わず、羽織れる上着は必ず1枚持参しましょう。
季節別の服装ポイント
- 春(3〜5月):長袖+薄手のジャケット。朝晩は冷えるためフリースもあると安心
- 夏(6〜8月):半袖でもOKだが、ロープウェイ山頂は涼しいので羽織もの必須
- 秋(9〜11月):薄手のダウンや厚手パーカー。紅葉シーズンは特に冷え込みあり
- 冬(12〜2月):厚手のダウン・手袋・帽子。湖畔の風は体感温度がさらに下がります
持っていきたい子連れ必需品
- 歩きやすいスニーカー(湖畔散策・山頂歩きで活躍)
- 子どもの着替え一式・防寒着
- 飲み物・小さなおやつ(移動の合間に)
- 絆創膏・常備薬・酔い止め
- カメラ・モバイルバッテリー
よくある質問(FAQ)
雨の日でも親子で楽しめますか?
はい、富士山世界遺産センターや屋内型のお土産モール、温泉宿でゆったり過ごす方法など、雨の日でも楽しめる選択肢があります。ロープウェイは強風時に運休することがあるので、事前に公式サイトの運行状況を確認しましょう。
何歳から楽しめますか?
0歳〜小学生まで幅広く楽しめますが、特に4〜6歳のお子さんは昔話「カチカチ山」の世界観や、遊覧船・ロープウェイなどの「乗り物体験」を理解できる年齢のため、満足度が高い傾向にあります。
ベビーカーは使えますか?
湖畔の遊歩道や富士山世界遺産センター館内はベビーカーで移動可能です。ロープウェイ山頂は一部段差があるため、抱っこ紐との併用が便利です。
車がなくても1泊2日で回れますか?
河口湖周辺は周遊バス(レッドライン・グリーンライン)が約30分間隔で運行しているため、車がなくても主要スポットを巡れます。1日券(1,500円)を活用すると経済的です。
子ども向けの食事はありますか?
湖畔のレストランやホテルバイキングには、ハンバーグ・うどん・フライドポテトなど子どもが食べやすいメニューが用意されていることが多く、4〜6歳のお子さんも安心して食事を楽しめるとされます。
予算の目安はどれくらいですか?
大人2名+子ども1名の家族で、宿泊・食事・観光込みで4〜6万円程度が目安です。ロープウェイ・遊覧船・世界遺産センターを全て利用しても、入場料は合計5,000円前後に収まります。
まとめ|河口湖は親子1泊2日の絶景体験スポット
河口湖は、富士山の絶景・カチカチ山ロープウェイの冒険・遊覧船の湖上クルーズ・世界遺産センターでの学びと、子どもが「楽しい」「すごい」「ふしぎ」と思える体験がぎゅっと詰まった親子旅行の宝庫です。1泊2日でも十分に主要スポットを回れるコンパクトさと、東京から約2時間でアクセスできる気軽さは、4〜6歳前後のお子さんとの初めての旅にも、リピート旅行にもぴったり。
今回ご紹介したモデルコースを参考に、ご家族の体力・お子さんの興味に合わせてアレンジしながら、思い出に残る河口湖旅行をぜひ計画してみてください。