草津温泉で親子で楽しむ1泊2日モデルコース|湯畑・湯もみ体験と西の河原公園

草津温泉に到着・湯畑エリアでランチ

湯量日本一、湯畑から立ち上る白い湯気、温泉街さんぽ。
草津温泉は、子どもにとっても大人にとっても、ちょっと特別な場所。
1泊2日でめぐる王道モデルコースを、親子目線の楽しみ方を添えて、丁寧にご紹介します。

草津温泉ってどんなところ?親子で訪れる魅力

群馬県の北西部、標高1,200メートルの高原に位置する草津温泉。
湧出量は毎分32,000リットル超で、自然湧出量で日本一を誇る古湯です。

街のシンボルは、毎分4,000リットル以上のお湯が湧き出る「湯畑(ゆばたけ)」。
湯けむりが立ち上る木枠の樋を中心に、温泉旅館・お土産屋・足湯がぐるりと囲み、子どもには「お湯がモクモク出てる!」が衝撃の景色になります。

体験型の楽しみが多いのも特徴。
熱乃湯(ねつのゆ)の「湯もみショー」は、子どもの目を釘付けにする伝統芸能。
西の河原公園は遊歩道が整備されていて、ベビーカーや小さな子どもの足でも歩きやすい。
「子連れ歓迎」をうたう宿も多く、家族旅行のデビューにも向いた温泉地です。

編集部

草津温泉の魅力は、なんといっても湯畑。何度訪れても湯畑はTHE草津と感じられる場所。
硫黄の温泉の匂いを感じる温泉地は、子どもの記憶にも残りやすいです。

草津温泉までのアクセス

東京方面からのアクセス方法は3つ。

  • :関越自動車道・渋川伊香保ICから約60分。または、上信越自動車道・碓氷軽井沢ICから約90分。
  • 電車+バス:JR上越線・吾妻線「長野原草津口駅」下車、JRバスで約25分。東京駅から特急+バスで約3時間。
  • 高速バス:東京駅・新宿・名古屋・横浜から直通便あり。所要約4時間。

小さな子ども連れには、宿の駅送迎サービスや、温泉街中心地まで直行する高速バスが便利。
車の場合、湯畑周辺の有料駐車場が点在しています。最新の駐車場情報は草津温泉観光協会の公式サイトでご確認ください。

編集部

草津温泉は正直車では行きづらい場所。東京方面から子連れで行くなら、特急+バスの「電車ルート」が一番楽だけど、車なら途中で色々立ち寄れるので、それも楽しみの1つ。

【1日目】親子で楽しむ草津モデルコース

12:00 草津温泉に到着・湯畑エリアでランチ

お昼前後に草津温泉に到着。
まずは荷物を宿に預けて、湯畑エリアへ向かいます。
湯畑のすぐ近くには、蕎麦・うどん・カフェなどの食事処が集まっており、子どもメニューのあるお店も豊富。
地元名物「舞茸の天ぷら」や「温泉まんじゅう」を味見しながらの食べ歩きも楽しめます。

草津温泉の湯畑、湯けむりに包まれた木の樋

13:30 ランチの後は湯畑周辺を散策

湯畑は、源泉から流れ出る毎分4,000リットルのお湯を、木の樋(とい)で冷ましてから街に配湯する「温泉のターミナル」。
湯気の量、独特の硫黄の香り、エメラルドグリーンに見えるお湯の色——五感で感じる景色は、子どもには新鮮そのもの。

編集部

「お湯がモクモク出てる!」「温泉のにおい!」と子どもの第一声がきっと聞ける場所。湯気の中で家族写真を撮るのが定番。

15:00 散策のついでに、西の河原公園まで歩いてみる

湯畑から徒歩10分ほどの場所にある、自然豊かな公園。
園内の小川は温泉が混じっていて、ところどころから湯気が立ち上るユニークな景色が広がります。
遊歩道は整備されていてベビーカーも通れる区間があり、足湯ができるポイントも複数。
大露天風呂もあるので、時間があれば家族で立ち寄るのもおすすめです(要水着不可・男女別)。

16:00 宿にチェックイン・家族で温泉へ

歩き疲れた足を、宿の温泉でゆっくり休めます。
草津のお湯は強酸性(pH2前後)で、効能は高いものの、刺激も強め。
小さな子どもや肌の弱い方は、加水して温度・酸性度を調整している宿や、家族風呂・貸切風呂を選ぶと安心です。

編集部

お肌が弱い方は、あまり長湯できない場合もありますが、ゆったりできる人は、からだがぽっかぽかになります。

【1日目夜】夕食と湯畑ライトアップ

ライトアップされた夜の湯畑

旅館で夕食を食べたら、ライトアップされた湯畑まで散策するのもおすすめ。
夜の湯畑は、昼間とはまったく違う表情を見せます。
浴衣で歩く家族連れも多く、写真スポットとしても絶好の時間帯。

夜の湯畑、こんな楽しみ方も

湯畑の周りには「光泉寺」や「白旗源泉」など、ライトアップされる小さなスポットが点在。湯気の中を浴衣で歩くだけで、家族の記憶になります。冷え対策に羽織を1枚持っていくと安心です。

編集部

夜の湯畑は、子どもにとっても「ちょっと特別な夜」になります。湯気が湧き上がる中で見上げる空、足元から伝わるお湯の音。

【2日目】湯もみショー・スキー場・八ッ場ダム散策

9:00 朝食のあとは、熱乃湯で湯もみショー

熱乃湯で行われる伝統の湯もみショー

草津名物「湯もみショー」は、湯畑のすぐ近くにある「熱乃湯(ねつのゆ)」で1日数回上演される伝統芸能。
長い板でお湯をかき混ぜながら、草津節を歌う姿は、子どもにとって衝撃的な光景。
体験参加できる回もあるので、お子さんに湯もみ板を握らせてあげると、忘れがたい思い出になります。

編集部

「お湯を歌で混ぜる」という発想に、子どもはぽかんと口を開けて見入ります。体験は、未就学のお子さんでも参加可能。動画で思い出を残しましょう。

10:30 【晴れの日】草津温泉スキー場のアクティビティ

グリーンシーズンの草津温泉スキー場

「草津温泉スキー場」は、季節ごとに違う楽しみ方ができるアクティビティスポット。
草津温泉街から車で約5分、徒歩の場合は少し歩きますが行けなくはないです。
冬はスキー・スノーボード・そり遊びの定番。
冬以外は、ゴンドラやリフトで高原の上まで上がり、空中散歩や山頂からのパノラマ展望が楽しめます。
子ども向けスクールやファミリープランが用意されていることも多く、雪・緑どちらの季節も家族で過ごせる場所です。

編集部

冬の雪遊びはもちろん、夏のゴンドラからの絶景も忘れがたい体験。お子様向けのアクティビティも豊富です。営業期間・運行状況・料金は、季節やコンディションで変動するので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

10:30 【雨の日プランB】草津熱帯圏

草津熱帯圏の屋内動植物園

雨が降っていたり、お子様がアクティビティが嫌だ、というときは、草津温泉街から徒歩圏内の「草津熱帯圏」がおすすめ。
温泉熱を利用した屋内動植物園で、大温室にはリスザル・カピバラ・カメ・ヘビなどの生き物が暮らしています。
天候をそれほど気にせず楽しめる、子連れにとって心強いスポットです。

編集部

晴れていてもスキー場アクティビティが体力的に厳しそうな日や、夏の暑さ・冬の寒さが気になる日のプランBとして用意しておくと安心。

12:00 草津温泉を出発、八ッ場ダム散策へ

八ッ場ダムと八ッ場あがつま湖

草津温泉から国道292号を南下して車で約40分。
2020年に運用開始した「八ッ場(やんば)ダム」は、利根川水系吾妻川にある国土交通省の大規模ダム。
そびえ立つダム本体と、貯水池「八ッ場あがつま湖」のスケール感は、子どもにとっても大人にとっても圧巻の景色です。放流の時間帯に合わせられたら大迫力の光景を味わえます。

ダムを渡る不動大橋・湖面5号橋からのパノラマビュー、ダム下流の親水公園で水辺遊び、なるほど!やんば資料館でダムのしくみを学ぶ——子連れで半日楽しめる観光スポットです。
「ダムカード」を国土交通省の管理事務所で無料配布しているので、ダムカード集めを家族の旅の楽しみに加えるのもおすすめ。

編集部

八ッ場ダムの過去の歴史も知った上で見ると、不思議な感覚にもなります。
このダムの下には街があったことは、子供の記憶にも強く残ると思います。

13:00 道の駅「八ッ場ふるさと館」でランチ&お土産

ダム湖畔の道の駅「八ッ場ふるさと館」で、ゆっくりランチ。
地元の舞茸料理、群馬県産食材を使った定食、ダムカレーなど、ご当地メニューが充実。
お土産コーナーでは、八ッ場ダム関連グッズや、草津の温泉まんじゅう・湯の花も入手できます。

14:30 帰路へ

ダムと湖を眺めながら、ゆったりと帰路につきます。
子どもが午後の移動で眠ってしまうのも、温泉旅の心地よい余韻。「草津のお湯と、ダムの大スケール」——対照的な2つの景色が、家族の記憶に深く刻まれる旅になります。

帰りは長旅になる方も多いと思いますが、所々で休憩スポットもあるので、安全にお帰りください。

親子で楽しむ草津の宿選び・5つのチェックポイント

  • ① 子連れ歓迎を明示している宿:HPに「お子様歓迎」「ファミリープラン」の記載がある宿は、対応が手厚い傾向。
  • ② 家族風呂・貸切風呂の有無:強酸性のお湯に慣れない子には、温度・酸性度調整した家族風呂が安心。
  • ③ 食事の選択肢:和食メイン宿でも、子ども向けメニュー・離乳食対応・アレルギー対応の可否を予約時に確認。
  • ④ 湯畑からの距離:徒歩5分以内なら、夜の湯畑散歩も気軽。送迎の有無も確認。
  • ⑤ 部屋タイプ:和室は寝具の準備・乳幼児の転落リスクが少なく、子連れと相性◎。

旅のしおり ─ 1泊2日モデルコース

1日目 12:00

草津温泉到着・湯畑エリアでランチ

宿に荷物を預けて、湯畑近くで地元グルメ。

1日目 13:30

湯畑見学・温泉街さんぽ

湯けむりに包まれた湯畑を子どもと一緒に見学。

1日目 15:00

西の河原公園で散策・足湯

苔むした遊歩道と小川。足湯ポイントで小休止。

1日目 16:30

宿にチェックイン・温泉

家族風呂や貸切風呂でゆっくり。

1日目 18:30

夕食・夜の湯畑ライトアップ

群馬の味を堪能して、浴衣で夜の湯畑へ。

2日目 9:00

朝食・熱乃湯で湯もみショー

子どもには衝撃の湯もみショー、体験参加もOK。

2日目 10:30

晴れの日:草津温泉スキー場のアクティビティ

車で約5分。冬はスキー・そり、グリーンシーズンはゴンドラで高原散策。
雨天時のプランBは「草津熱帯圏」(街中・屋内)。

2日目 12:00

草津温泉を出発・八ッ場ダム散策へ

車で約40分。ダム本体・湖の絶景・親水公園・ダムカード収集。

2日目 13:30

道の駅「八ッ場ふるさと館」でランチ・お土産

地元食材のランチ・ダムカレー・お土産まで。湯畑で買い忘れた温泉まんじゅうもここで。

2日目 14:30

帰路へ

子どもの心地よい眠気と共に、家族の旅の終わり。

親子で行く前にチェックしたいこと

何歳ぐらいから楽しめる?

湯畑見学・西の河原公園さんぽは0歳から可。湯もみショーや街さんぽを能動的に楽しめるのは、自分の足で歩ける2〜3歳以降。お湯にしっかり浸かれるのは、肌の刺激への耐性ができる3〜4歳以降がおすすめです。

ベビーカーは使える?

湯畑周辺・西の河原公園の主要遊歩道はベビーカーOK。ただし湯畑そのものは石畳と階段があり、ベビーカーでの周回は難しい区間も。抱っこ紐との併用がおすすめです。

強酸性のお湯、子どもの肌は大丈夫?

草津のお湯はpH2前後の強酸性で、目や肌の弱い方には刺激が強いことがあります。子ども連れの場合は、加水で酸性度・温度を調整している宿の家族風呂、または草津以外の源泉を引いている貸切風呂を選ぶと安心。長湯せず、入浴後の保湿ケアも忘れずに。

雨の日でも楽しめる?

草津熱帯圏・熱乃湯(湯もみショー)など屋内施設、旅館で過ごす温泉と食事中心の旅にすれば、雨の日でも家族の時間は十分楽しめます。湯畑のライトアップは雨でも幻想的です。

草津温泉特有の雰囲気を、家族の彩りに

湯畑の白い湯気、湯もみの掛け声、西の河原の苔むした遊歩道。
草津温泉での1泊2日は、五感に響く「家族の記憶」になりやすい旅です。

子どもが大きくなって「あのとき、お湯がモクモクしてたね」と笑い合える日が来るとしたら。
それだけでも、この旅にはきっと意味があります。

編集部

草津温泉は、日本の温泉地でも大人気の温泉地。
湯量・体験・絶景がそろった「親子の旅の定番」になりうる場所。次の家族旅行の候補として、ぜひ覚えておいてください。キッズのミカタは、これからも家族で訪れたい場所を丁寧にご紹介していきます。

子どもとの暮らしに、もっと彩りを。

RELATED ARTICLES

でかける

【初心者必見】潮干狩りにおすすめアイテム11選!必須準備・注意点についても徹底解説

伊香保のIKAHOサインオブジェと石段街の紅葉

でかける

伊香保温泉で親子で楽しむ1泊2日モデルコース|365段の石段と、湯けむりの思い出作り