軽井沢で親子で楽しむ1泊2日|雲場池と旧軽井沢散歩

軽井沢 雲場池

雲場池

長野・軽井沢。明治の昔から多くの文化人と家族に愛されてきた、高原のリゾート地。
木漏れ日が落ちる雲場池の遊歩道、そぞろ歩きが楽しい旧軽井沢銀座、星空の下で過ごす夜。
そのすべてが、子どもにとっては「夏のいちばん涼しい思い出」になります。
家族で訪れたい1泊2日の旅を、軽井沢旅行の王道とも言えるプランを軸に、編集部からの小さなコメントを添えながら、丁寧にご紹介します。

軽井沢ってどんなところ?

長野県東部、浅間山の南麓にひろがる標高約1,000mの高原リゾート地。
明治期に英国人宣教師A・C・ショーが避暑地として紹介して以来、約140年にわたって多くの文化人・経営者・家族に愛されてきました。

夏は涼しく、新緑と紅葉の季節は森の表情が一気に変わる場所。
東京駅から北陸新幹線で約70分、車なら首都圏からずっと高速でいける場所なので、子連れにはありがたいポイントです。
家族で1回は行ってみたい観光地です。

旧軽井沢
編集部

軽井沢は都会とは全く違った空気で一段やわらかく感じます。
夏は『涼しい』ではなく『気持ちいい』という言葉が出てくるような場所です。

1日目 ─ 雲場池と旧軽井沢銀座をのんびり散歩

雲場池

13時ごろ、軽井沢に到着。
まず向かいたいのは雲場池(くもばいけ)です。

実はあまり知られていない場所だったりもします。

雲場池は旧軽井沢エリアにある、湧き水を水源とする小さな池です。
一周20分ほどの遊歩道はベビーカーでも歩きやすく、新緑シーズン(5〜6月)は水面に映る緑が、秋(10〜11月)には紅葉が、季節ごとにまったく違う表情を見せてくれます。
「スワン・レイク」の愛称で呼ばれるほど水面が静かで、子どもにとっても初めての「鏡のような池」との出会いになるはずです。

編集部

旧軽井沢に行く途中で立ち寄りやすい場所なので、軽井沢ならではの自然を味わうならおすすめです。

雲場池をひと巡りしたら、旧軽井沢銀座通りへ。
約750mの石畳の商店街は、ジャム専門店・ベーカリー・お土産物屋・コーヒースタンドが並ぶ、軽井沢いちばんの賑わいエリアです。

沢屋のジャム、腸詰屋のソーセージ、ミカド珈琲の名物モカソフト。
大人にも子どもにも、それぞれの「ちょっと食べたい」が見つかります。
歩きながらのアイスは、夏の軽井沢の小さな贅沢です。

いまだにテレビでもよく紹介される場所でグルメも楽しめるので、子供も楽しめると思います。

旧軽井沢銀座通り
編集部

旧軽井沢銀座は、お店ごとに『試食』を出してくれるところも多くて、子どもが自分から『これ気になる』と動き出すきっかけになります。食べ歩きも良いし、宿泊場所やお土産に持ち帰っても良いと思います。

商店街を抜けた先には、軽井沢ショー記念礼拝堂(軽井沢発祥の地と呼ばれる小さな教会)もあります。
立ち寄ると、子どもに「ここから軽井沢の歴史が始まったんだよ」と話してあげられる、ちょっと特別な場所です。

編集部

雨の日や暑さを避けたい日には、軽井沢絵本の森美術館(ムーゼの森)も近くにあります。ピーターラビット常設展示があって、本好きな子は特に楽しめます。

夜、星空のもとで家族の時間

夕方、宿へチェックイン。
軽井沢には、星野エリアの「星のや軽井沢」「BEB5軽井沢」、旧軽井沢の老舗ホテル、ファミリー向けプリンスホテルなど、世界観の違う宿が揃っています。

星野エリアに泊まると、トンボの湯(日帰り温泉)や、夜のハルニレテラスのライトアップ散歩がそのまま宿のアクティビティになります。
ファミリーで気軽に泊まりたいなら、軽井沢駅直結のプリンスホテルが移動の負担も少なくおすすめです。

軽井沢の夜は、街灯がすくないからこそ星がきれい

軽井沢は別荘地として景観条例が整っているため、街灯が控えめで、夜空が暗く保たれています。宿のテラスや、星野エリアのウッドデッキで空を見上げると、都会では見えない星が驚くほどたくさん見えます。

編集部

夕食のあと、宿の周りを家族で5分だけでも散歩してみてください。
森の匂いと夜風の冷たさが、軽井沢ならではの記憶として残ります。晴れていれば星もたくさん見えます。

2日目 ─ ハルニレテラスとショッピングプラザ

朝、宿で朝食を済ませてチェックアウト。
2日目の主役は、軽井沢の「森の中で過ごす朝」と、「家族で買い物を楽しむ午後」です。

① ハルニレテラスで朝の森さんぽ

旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン

星野エリアにある、ハルニレの木立に囲まれた小さな商業施設。
湯川沿いに架けられたウッドデッキを、カフェ・ベーカリー・雑貨店・レストランが並ぶように囲んでいます。

朝のうちに訪れると、人がまだ少なく、木漏れ日の中を歩くだけでも気持ちのいい時間に。
川魚を眺めたり、ベーカリーで焼きたてのパンを買って外のベンチで食べたり、子どもにとっては「お店に行く」というより「森で過ごす」感覚に近いはずです。

編集部

ハルニレテラスは、舗装されたウッドデッキなのでベビーカーも安心。川のせせらぎを聞きながらの朝コーヒーは、軽井沢の中でも『また来たい』度がいちばん高い時間です。

② 軽井沢・プリンスショッピングプラザ

軽井沢・プリンスショッピングプラザ

軽井沢駅南口直結、芝生の広場を囲むように国内外210以上のショップが集まる大型アウトレット。
子ども服・スポーツブランド・キッチン雑貨・お土産まで、家族全員の買い物が一度に揃います。

中央の芝生広場では、子どもが走り回ったり、ボール遊びをしている家族も多く、長時間でも飽きにくいのが大きな魅力。
授乳室・ベビーカーレンタル・キッズトイレも整備されていて、子連れの動線がよく考えられています。

編集部

アウトレットの中でも人気の軽井沢。
大人はもちろん、子供も一緒に楽しめると思います。

③ ランチは信州そばかベーカリーで

軽井沢の昼食といえば、信州そば、または地元ベーカリーのテイクアウトが定番。
そばであれば「川上庵 軽井沢本店」、ベーカリーなら「ハルタ」「沢村」など、家族でシェアしやすい店が複数あります。

軽井沢駅周辺は、ピーク時間帯のランチがどこも混雑するため、11:30ごろの早めの入店、あるいはアウトレット内のフードコート活用が、子連れには現実的な選択肢になります。

旅のしおり ─ 1泊2日モデルコース

1日目 13:00

軽井沢駅到着、宿に荷物を預ける

東京駅から新幹線で約70分。改札を出たら宿のチェックインカウンターまたはコインロッカーに荷物を預けて、身軽に動き出します。

1日目 14:00

雲場池をのんびり散策

遊歩道を一周(約20分)。水面に映る新緑または紅葉を、家族写真にも残しておきたい場所です。

1日目 15:30

旧軽井沢銀座を散歩、おやつタイム

ジャム・ソーセージ・モカソフトなど、歩きながらの食べ歩き。ショー記念礼拝堂まで足を延ばしても。

1日目 17:00

宿にチェックイン、夕食まで休憩

星野エリアまたは旧軽井沢・駅前のホテルへ。温泉付きの宿なら、夕食前にひと風呂を。

1日目 18:30

夕食、夜は星空さんぽ

宿でゆっくり夕食を楽しんだあと、テラスや宿の周りを家族で散歩。街灯の少ない軽井沢ならではの星空を。

2日目 09:00

ハルニレテラスで朝の森さんぽ

湯川沿いのウッドデッキを散歩。ベーカリーで朝食、川を眺めながらコーヒーを。

2日目 11:30

軽井沢・プリンスショッピングプラザ

子ども服・スポーツ用品・お土産まで一気に。芝生広場で休憩しながら家族のペースで。

2日目 13:30

ランチ、軽井沢駅から帰路へ

信州そばまたはベーカリーで軽めに。新幹線改札まで徒歩2分の距離が、最後の最後で効いてきます。

親子で行く前にチェックしたいこと

何歳ぐらいから楽しめる?

雲場池やハルニレテラス、旧軽井沢銀座は、ベビーカーでも歩ける道がほとんど。0〜2歳でも家族の時間としては十分に楽しめます。「自分で歩いて選べる」体験を重視するなら、4〜6歳ごろがいちばん満足度が高い年齢です。

ベビーカーは使える?

雲場池の遊歩道、ハルニレテラスのウッドデッキ、プリンスショッピングプラザは、ベビーカーでスムーズに移動できます。一方、旧軽井沢銀座の石畳は段差があるので、抱っこ紐との併用が安心です。

車なしでも回れる?

このモデルコースは車なしを前提に組んでいます。軽井沢駅から雲場池・旧軽井沢銀座へは町内循環バスまたはタクシーで約5分。ハルニレテラスへは町内循環バスで約15分。プリンスショッピングプラザは駅直結なので、徒歩のみで完結します。

雨の日のプランBは?

軽井沢絵本の森美術館(ムーゼの森)、軽井沢エルツおもちゃ博物館、ハルニレテラス内のショップ、プリンスショッピングプラザのアーケード部分など、屋内・半屋内施設が充実しています。雨でも子どもが退屈する心配は少ない場所です。

おすすめのシーズンは?

新緑が美しい5〜6月、涼を求める7〜8月、紅葉の10〜11月が三大シーズン。夏休みの避暑として訪れる家族が多いですが、新緑シーズンは人出も比較的おだやかで、ゆっくり過ごしたい家族には特におすすめです。

アクセスは?

新幹線:東京駅から北陸新幹線「あさま」「はくたか」で軽井沢駅まで約70分。
車:上信越自動車道・碓氷軽井沢ICから約20分。ピーク期の高速道路・町内道路は渋滞しやすいので、新幹線利用が子連れには圧倒的に楽です。

新緑の記憶を、家族の彩りに

雲場池の水鏡、旧軽井沢銀座の石畳、ハルニレテラスの木漏れ日。
軽井沢の1泊2日は、派手なアトラクションがあるわけではないけれど、「家族で同じ風景を見た」という記憶が残りやすい旅です。

子どもが大きくなって「あのとき、池のまわりを歩いたね」と笑い合える日が来るとしたら。
それだけでも、この旅にはきっと意味があります。

編集部

派手な思い出より、静かな思い出のほうが、長く残ることがあります。軽井沢の1泊2日が、家族にとってそんな一日になりますように。キッズのミカタは、そんな旅をこれからも丁寧にご紹介していきます。

子どもとの暮らしに、もっと彩りを。

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